2010年05月01日

4月の本読み(2010年)

4月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3905ページ

八つの小鍋―村田喜代子傑作短篇集 (文春文庫)八つの小鍋―村田喜代子傑作短篇集 (文春文庫)
不思議な味わいが後をひく。まったく別ものだけれど、梨木香歩の作品にある不可思議な世界を連想する。
読了日:04月28日 著者:村田 喜代子
ぶれない―骨太に、自分を耕す方法ぶれない―骨太に、自分を耕す方法
平易な文の中に、道を究める人ならではの強さがほとばしる。まだまだ描きたいものがあるとあるように、もっと長生きして思う存分描いていただきたかった。
読了日:04月27日 著者:平山 郁夫
ホンのお楽しみ (講談社文庫)ホンのお楽しみ (講談社文庫)
一番信頼している書評家さんだけに、この一冊だけで読みたい本がざくざく。イラストもかわいらしい。
読了日:04月26日 著者:藤田 香織
待ってる 橘屋草子待ってる 橘屋草子
橘屋という料理屋を舞台にした、時代連作短編。それぞれの人生を真剣に生きる女性たちの姿がまぶしい。そして、彼女たちを見つめる女中頭のお多代の、厳しくも温かい目に、安堵する。あさのあつこの時代小説って、いいなぁ。
読了日:04月26日 著者:あさの あつこ
叛旗は胸にありて叛旗は胸にありて
苦手な謀反の話なのに、主人公の熊谷三郎兵衛の人物設定がよくて、物語にぐんぐん引きこまれた。提灯貼りは玄人はだし、風貌はらっきょう、小心で足だけは速いが風采の上がらない浪人者の彼が、いかにして謀反に関わってゆくのか。「読ませる」物語だった。この作者が生み出す人物は、どうしてこうも魅力的なんだろう。
読了日:04月23日 著者:犬飼 六岐
モンキームーンの輝く夜にモンキームーンの輝く夜に
ちょっと苦手な文体だったけれど、シノヤンとの関係がああなってから、先が気になって一気に読了。7年前の本だけれど、ラオスは今ものどかなんだろうか。
読了日:04月20日 著者:たかの てるこ
ブルータワー (徳間文庫)ブルータワー (徳間文庫)
余命宣告された主人公も、200年先の黄魔はびこる世界も、重苦しいはずなのにテンポよく読める。途中、かなり間をあけても、すぐに物語にもどれた。李博士が語る文革時の、読書会の話が印象的。
読了日:04月18日 著者:石田 衣良
シングルベルシングルベル
すみれ、彩子、カトリーヌの女性3人が魅力的。恋もするし、仕事も、家族のことも大事だけど、結婚するまでには踏み出さないふわっとした感じこそが、山本幸久の真骨頂。すみれに幸せになって欲しいんですと策を巡らせる尾崎も、彩子と後輩社員の財井の関係にもほろっときた。みんな、表現方法は違うけれど、誰かに大事に思われてい生きているんだなと思うと、妙にほっとする。
読了日:04月13日 著者:山本 幸久
にょにょっ記にょにょっ記
もったいないから、ちょっとずつ読みたいのに、ついつい一気読み。くすくす笑いは、健在です。
読了日:04月10日 著者:穂村 弘
忙しい日でも、おなかは空く。忙しい日でも、おなかは空く。
食欲がむくむくと湧いてくるようなレシピの数々。にわかに、台所が恋しくなる。根菜類や、冬野菜の登場率が高いので、秋口に読むとよさそう。
読了日:04月08日 著者:平松 洋子
メモリークエストメモリークエスト
適度に後ろ向きなところに、妙な親近感を覚えつつ、あっという間に読了。異色の紀行本ながら、世界とつながったような感覚を味合わせてもらえる。
読了日:04月05日 著者:高野 秀行
カラスの親指 by rule of CROW’s thumbカラスの親指 by rule of CROW’s thumb
面白いけれど、後味が悪い作品を書く人というイメージだった作者に、見事に裏切られて爽快な気分。親指のエピソード、よかったなぁ。
読了日:04月02日 著者:道尾 秀介
銀漢の賦銀漢の賦
銀漢とは、天の川のことだそうだ。武士という縛りの中にあっても、懸命に生きようとあがく旧友たる二人の生き様は、初老という年齢を忘れさせる若々しさと強さがある。
読了日:04月01日 著者:葉室 麟

読書メーター
posted by あんく at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ○月の本読み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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